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神社ブームと古事記の理解

昨今の神社ブームは、すごい勢いがある
今まで神社を訪れることのなかった若い人達も
続々と神社を訪れている

これは、スピリチュアルブームによって
神社がパワースポットである…と
マスコミで取り上げられたことも大きいだろう

日本の歴史は、神社と共にある…といっても過言ではないだろう

国生みの歴史が、日本創成の歴史とするならば
神社は、日本の歴史の象徴的な存在である

古事記の内容は
真実であるように書かれているが
その真偽のほどは、議論の余地があるとしても

日本人であるならば
この古事記の存在を一旦飲み込み理解し
その後の解釈は、個々に任せるとしても
自分が今ここに存在する理由として
語られてきたものを知ることは無駄ではないであろう

学校の授業でも
古事記や日本書紀については
触れられているので、その言葉だけは知っている…という人も多いのだが
詳しいことについては、触れられていないので
もっと深く知るためには、自分で勉強するしかないのである

しかし、昨今の神社ブームによって
神社を訪れるだけではなく
そこに奉られている神の存在から
その歴史を紐解き
古事記の内容に興味を持つ人も少なくない

そんなきっかけから
日本の歴史がどのように語られてきたかを知ることが良いことだと思う

ちなみに、古事記の内容がどこまで本当で
実在の人物(神?)は、どの位いるのか…は
歴史の中でも様々な研究と考察がなされてきているが
個々の考えや、現実的な問題など
様々な考えがあったとしても
その心は、日本人の遺伝子の中に深く刻まれているように思う

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