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仏教のいう幸せとは何か?

世界には、様々な宗教がある

キリスト教、仏教、イスラム教、ユダヤ教

道教、儒教、密教に、少し角度を変えて神道など…

 

大昔、大陸が陸続きになっていない場所でも

同じ思想を持っていたことが理解できる文献などが存在する

宗教の根源は、同じとこだと思われる

 

現代は、添加物や電磁波などによって

人の霊的感覚は低下しているが

昔の人は、この霊的感覚を当たり前に持っていたようだ

 

その感覚から得られたものを思想として

次世代に伝えていったものが宗教だ

 

時代を経て、解釈が変わり

今の宗教と原始的なものは、だいぶ変わってきたが

 

その中でも、かなり真理に近いと思われる原始仏教や密教などから

この「幸せ」について考察してみる

(現代の仏教と、原始仏教はだいぶ違うのでご注意を。原始仏教はヨガの教えに近い)

 

仏教の教えでいう幸せは

解脱である

 

魂は輪廻転生を繰り返す…というのが仏教の教えである

功徳の量、不徳の量により転生先が決まり

 

その転生先は、6つに分かれている

「天道」「阿修羅道」「人間道」「餓鬼道」「鬼畜道」「地獄道」

である

これを六道輪廻と呼ぶ

 

不徳が多ければ地獄へ

功徳が多ければ天界へ向かう

 

だから、仏門に入った修行僧は

功徳を貯め、その功徳を極力消耗しないように質素な生活に励む

 

その輪廻転生から脱却し

生まれ変わることのない魂へと向かうことが

仏教のいう幸せである

 

この輪廻転生から脱却した魂は

肉体を持たず、永遠に幸福感を得られることになるという

 

そして、次の生まれ変わりにおいて

人間以上に生まれ変われる人間の確立は100万分の1しかいないと言われている

 

それほどに、人間とは不徳を重ねている生き物なのだ

 

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