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夫婦で同じ墓に入る意味

夫婦は、同じ墓に入ると決めた他人である

その墓の意味を噛み締めて
仏教の夫婦についての教えを
少し現代風にアレンジしたものを紹介していく

墓が、夫婦にとって
ただの祭事の一部でないことが明確になってくるだろう

 

夫婦とは、鏡である師である

夫婦とは、自分に都合の良い幸せを与えてくれる存在ではない

夫婦とは、人生を共に闘う同志である

夫婦とは、恋愛関係の延長ではない

結婚まで至る夫婦は
同じステージのモノが共に足るを知るために一緒にいるのだ

結婚は、夢物語ではなく、学びの機会である

しかし、多くを学び、共有し、慈愛の心をお互いに投げかけた夫婦は
恋愛関係以上の大きな幸福感を手にいれることができる

結婚のルールは
求めないこと
許すこと
認めること
相手のために努力し、尽くすこと
見返りを求めないこと

自分の選んだ結婚相手である
投げかけると
これらはタイムラグがあっても返してくれるだろう

過剰に求めれば、心は離れていく

結婚生活は、自己成長の舞台である
自分に学びがあれば、それだけで大成功なのだ

 

共に同じ墓に入ると決めた者同士は
その長い道のりの中
自分の伴侶を、自分の思い通りにコントロールすることが結婚ではないことを知り
共に成長したことを喜び
苦労も喜びも、一緒に乗り越えた同志

死後も同じ場所にいることを考えると
その墓の存在も大きな目標や希望となる
夫婦間に問題がある人は
今一度、夫婦間で
どのような形で墓に入るのか…を考えてみる機会を設けてみると

おのずと答えが見えてくるかもしれない

儀式ではなく
魂となった後、成仏した後のことを考えてみると
もっと答えはシンプルになるはずである

墓は、骨を埋葬する所ではなく
生きる指針になる、通過点なのである

 

 

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