Home > コラム | 古事記 > 神の位

神の位

古事記において最初に登場するのが

天之御中主神(あめのみなかのぬしのかみ)である
そして、日本の国を生んだイザナミとイザナギ

イザナギから生まれた三貴子と呼ばれる神々がいて

出雲を建国したオオクニヌシ
…など
古事記の中には、様々な神々が登場する
神の中で最も位の高い神を「最高神」と呼ぶ

 

一般的に最初に現れた神を最高神と呼ぶが
日本では、太陽神である天照大御神を最高神として、伊勢神宮内宮に祀っている

 

天照大御神が最高神なので
天照大御神と関係が深い順に位が高くなっていくことになる

天照大御神の次に位が高いとされているのが
兄弟であるツクヨミとスサノオは
「三貴子(3柱の貴い子)」という呼び名からも尊い神である
そして、同じ天つ神であったとしても
天照大御神の直系の子孫の方がより位が高いとされている

天つ神と、国つ神では
天つ神の方が位が高いとされている
オオクニヌシは、最初のに現れた神なので
一番位が高い神になるはずなのだが
オオクニヌシは国つ神なので
天照大御神と比べる器でもないのである
そして、この神々の位も
最初はからあったわけではなく
後世の人間が作り出した序列である…と考えられている

 

 

Home > コラム | 古事記 > 神の位

 

このページのTOPに戻る